2023/09/17 秋まつり合奏

文責:01Trp. 阿部
05Cb. 伊藤

<Introduction>

秋まつりに出演される皆様、こんにちは。
記念すべき第4回秋祭り合奏の部日誌を担当します、01Trp.の阿部と05Cb.の伊藤です。よろしくお願いします。
今回の部日誌決めお題は「まだ暗譜に着手していない人」でした。大変申し訳御座いません。暗譜徹底致します。(元ネタ1)
ちなみに伊藤君は誕生日が直近とのことで当たってしまったようです。可哀想…。

私事ですが、現在、定期演奏会の方で2ステと3ステを兼ステしており、定期演奏会当日が命日になるのではないかと危惧しています。定期演奏会4日後に修士論文中間報告会があるのでどの道12月上旬が命日にはなります。昨年何故か定期演奏会を全ステ(厳密には違いますが)した際よりも命の危機を感じています。
ということで、次の合奏の部日誌のお題は「弊部演奏会で兼ステしたことがない人」ということでよろしくお願いします。(単一ステージ+ロビコンも兼ステに含めます。)

話は変わりますが、阿部が一番好きな吹奏楽ポップスは今回演奏するJapanese Graffiti XIVです!楽しいですよね!
2次募集がかかった際に演奏曲を見て「乗るしかない、この演奏会に」(元ネタ 2)と思い、今回出演させていただく運びとなりました。
今回演奏する4曲全ては、演奏者と聞き手のどちらも楽しめるので、本番はニコニコで演奏しましょう!
04以上の方にしか伝わらない可能性がありますが、去年の定演2ステのcamaradaくらいニコニコで行きましょう!😁🤜🤛😁(05の皆様はお近くの先輩にDVDを借りて見てみるといいかもしれません、軽い鬱なら治るかも)

ここまでで600文字以上書きましたが、恐ろしいことに未だに一切本編(指揮者指示のメモ書きなど)を書いていません。そろそろ真面目に書かないと、ファイルを閉じられたりブラウザバックされそうなので、2ページ目から本編に移りたいと思います。

一部聞き漏らしや表記ミスなどあるかもしれませんが、ご容赦ください。

<本編>
<基礎合奏>担当:伊藤
練習内容指摘箇所・楽器指示
チューニングA.Sax1.1倍くらい出す
ユニゾン練習Bグループ倍音が増えて良かった
スケール・ハーモニー練習Cl. Fl.発音の統一
全体音価・音程・縦に注意
<Paradise has no border>担当:伊藤
練習番号(小節番号)指摘箇所・楽器指示
3打楽器fで主役(他はmf)
shakerのカラーを出そう(コンガやマリンバに匹敵するように)
A-低音裏拍がズレる
B-全体mfとfの2つのグループがある
率直に音が大きい
旋律群(Trp. T.Sax B.Sax Hrn. Trb.)の伸ばしが聞こえる程度に調整
27Trp. T.Sax B.Sax Trb.cresc.の始点は3拍目に統一
(以後も同様)
DDrums少し抑えめで
直管系のメロディ下記譜例を参考に
43Trp. T.Sax B.Sax Trb.cresc.の始点は3拍目に統一
(以後も同様)
48低音4拍目のテヌートをもうちょっとアピール
FCongaのfill inffffで良い
57,58Hr以外の金管Hrn.のgliss.を魅せるため、cresc.を58小節目からに変更
63-66全体階段状に cresc.していることを「分からせ」に行きましょう
HPerc.一気に落とし、98から復帰
H’-IA.Sax.& T.Sax.一本ずつ
J全体最初の4小節間「頑張ったmf」から5小節目のmpへ(任せるイメージ)
111全体cresc.の開始→115に崩壊寸前(「うるさい」)に到達 までストーリー(cresc.の勢い?)を組みたい
L1前A.Sax. Trp. Hrn. Trb.4拍目の休符でブレス吸いたいのは山々だが、音価をケア
<Carpenters Forever>担当:伊藤
冒頭連符組(Cl. &Sax.)Trb.を引き立たせるくらいに
5-全体メロディのハモリを聞きたい
15Euph.追加
AEuph.音量を絞らずにbroadly
25cresc.はmolto and molto and moltoで
26全音符f→mf
27木管関係のメロディ2拍目裏にアクセント
BDrums最初の4小節引く
BGlocken打撃音が強い→マレットか奏法の工夫
46Tuba & E. Bass音量に配慮
53E. Guitar & Tuba木管のアコースティック組を聞いてバランスに注意
D-Euph.6人分くらいの音量で
80Sax.メロディの補助
92全体2拍目の四分音符を強調
GSoli奏法や音価などを調整
Trb.2nd以下の内声の立ち上がりが遅い
H全体Soloを聞かせたい
Drums0.6倍で
Tuba2 players
125Hrn.fff
140-143T.Sax & Euph.音程をケア
162-164全体萎んで聞こえないようにしよう
163-164全体cresc.を追加
165に到達したらリラックス
168全体四分休符を揃える
<Japanese Graffiti XIV>担当:阿部
練習番号(小節番号)指摘箇所・楽器指示
B-メロディ11・15のGの音程が見えない
C 1拍前特に内声アクセントをはっきり
→内声が聞こえると良いよね(特にTrb.と Euph.)
D-37ドラム少し削ろう
D周辺コンガ栗原「私、コンガが欲しいです!」
33-38Trb.各パート1本ずつで
40-Trp.の内声発音をsolidに
E-低音大きくなるのが早い
F-伴奏隊Fl. Soloが意外と早く進んでいるので伴奏隊も合わせよう
G-3rd Cl.動きをカチカチに
I直前全体日和らない
(日和ったら負け、はみ出したら犯罪)
J 2ndTimeEuph.音量1.4倍くらい(直管に対抗しよう)
KTrb.Eの音程気をつけよう
Mの1前全体fpビビらない
Mの1前Fl.Fl.内で音程が微妙
95Trp. & Trb.3拍で消えよう
125・141メロディ1拍目(Gの音)アクセントテヌート
172・173El. Bass. & Euph.4拍目しっかりと
S-U全体テンポに忠実に
210全体cresc.しましょう
→エモいよな
<マツケンサンバⅡ>担当:阿部
練習番号(小節番号)指摘箇所・楽器指示
9-Tubaもっと欲しい!
13-金子旋律追加で
45-Trp.発音をはっきりさせよう!
般若心経(お経)はやめよう
55-管楽器0.9倍くらい
63-管楽器0.9倍くらい
87-全体抑えよう(ただし、ビート感や動きは分かるように)
99-全体cresc.早すぎるかも
105-全体f
107-全体f
<編集後記>

早いもので秋まつり本番まで1週間を切ってしまいました。秋祭りが終わると学祭、定期演奏会と様々なイベントが押し寄せてくるので休む暇がありませんが、無理はせずに適度に休息を取るなどしてくださいね。

以下クソ長怪文書余談です。お時間ある方は読んでもらえると嬉しいです。

<余談1>(お時間ある方は読んでいただけると嬉しいです)
一期一会の出会いを大切にしよう!

弊部5年目にして最近よく感じています。というのも乗り番制を採用しているので、二度と同じバンドが編成されることがなく、演奏会ステージの全てがその場限りだからです。これまでサマーコンサート4ステージ、定期演奏会7ステージ、その他演奏会などで演奏する機会をいただきましたが、全てが異なった輝きや色彩を持っていたと思います。
それぞれの指揮者が持つ音楽的目標や合奏運営方針が異なることも要因ですが、最大かつ本質的な要因は、奏者が豊かであったことが挙げられると思います。
悲しいですが、隣で演奏していた人と二度と同じステージに乗ることが無いということがザラにあります。だからこそ、周囲の奏者や指揮者との出会いを大切にすることが重要だと思っています。そして、皆で一つの音楽に向かって努力を重ね、最高の音楽を作り上げる楽しさや気持ちよさを再確認することが大切だと思います。

今回の秋まつりや例年の定期演奏会2nd Stageはポップス曲が多く、作曲者が用意した感動ポイント(「お前らこういうのが好きなんだろ?ここで感動しろよ!!」的なポイントを指します)が少ないので、曲の感動ポイントに頼ることができない分、この人たちと演奏できて幸せだなぁという実感を持って本番を迎えられると本当の意味での音楽的感動を味わうことができるのかもしれません。

一期一会の出会いを大切にしよう!
<余談2>(お時間ある方は読んでいただけると嬉しいです)
視点を多く持とう!

突然ですが、吹奏楽とマスゲーム(組体操の強化版)は似ているところがあると思っています。
私が通っていた自称学校では、全校生徒960人でマスゲームをするイベント(参考動画) がありました。今どきマスゲームを本気でやるのは自称学校と北朝鮮だけだそうです。 20分超のマスゲームの終盤の3段タワーや4段ピラミッドは10人で行い、それぞれの大きさや形はバラバラですが、96個の集合体を遠くから見ると不思議と一体感があります。私は、これが吹奏楽にも当てはまると思っており、要するにミクロ的視点とマクロ的視点の違いです。
ミクロ的には個人やパートの技術・表現の向上を指し、マクロ的にはtuttiの技術・表現の向上を指します。どちらが欠けても音楽は成り立ちませんし、どちらか一方だけが豊かでも音楽が成り立たないと思います。
当たり前ですが、指揮者はミクロとマクロの両目線で合奏を運営しています。例えば、本来マクロ的視点を確認する場の合奏で、各セクションや声部を取り出して合奏を進めることが往々にしてあります。そのような場面で、ミクロ的視点を持った我々奏者側も合奏体を俯瞰することができれば、他声部を聞くきっかけとなり、個としての技量向上、ひいては合奏体の技量向上にも繋がると思います。

長くなってしまいましたが、音楽に対して大局的視点を持つことが我々奏者にも求められていると思います。こんなに長い駄文を最後まで読んでいただきありがとうございまし た。

視点を多く持とう!