こんにちは。今年度、コンクールバンドの指揮を務めました、29Tubaの関森智紀と申します。
私たちコンクールバンドは、8/5(日)に仙台銀行ホール イズミティ21にて行われた、全日本吹奏楽コンクール予選 第61回宮城県大会にて金賞を受賞しました。しかしあと一歩及ばず東北大会へ出場することはかないませんでした。これにより今年度のコンクールバンドは解散となりますが、ここで改めて私たちコンクールバンドについてご紹介したいと思います。

今年度は「全国大会出場」を目標に掲げ、例年より早く2月ごろから活動を開始しました。私たちコンクールバンドは1・2年生のみで構成されています。当初は現2年生のみで活動していましたが、5月からは新1年生のメンバーも加わり、総勢55名の充実した編成のバンドを組むことができました。

次にコンクールで最も重要ともいえる、曲選びについてです。課題曲として「コンサート・マーチ『虹色の未来へ』(郷間幹男)」、自由曲として「交響曲第3番『カラー・シンフォニー』(P. Sparke)」を選び、練習を積んできました。自由曲として選んだ『カラー・シンフォニー』は2014年に作曲され、2016年に出版された新しい曲で、コンクールでの演奏歴がほとんどなく、参考となる音源も少ない曲でした。それゆえに曲作りが難しい面もありました。それでもこの曲を選んだ理由は、前例にとらわれない自由な解釈と表現ができ、東北大学らしい音楽を作り上げられると考えたからです。そして、私たちの演奏を聴いた人が、この曲の良さを感じ、この曲が演奏される機会が増えればいいなという願いも込められています。←こんな風にもっともらしいことを言ってますが、要は僕がこの曲振りたかっただけですね(笑)

指揮者としてこのバンドを率いていく上で、最も大切にしたことは、リラックスした雰囲気づくりです。コンクールに向けた練習というと、いつもピリピリしているというイメージがあります。実際、自分が今まで経験してきたものはそうでした。確かに厳しく練習をしていくことも必要ですが、ストレスも溜まってしまうものです。そのストレスは必ず音に現れてしまいます。そこで私はせめて合奏の場だけは、ある程度リラックスした雰囲気の中で音楽を楽しみながら曲作りをしていくという方針で進めてきました。セクション練習やパート練習で細かい部分を詰めるときは厳しさも必要ですし、自然と厳しい練習になります。それに対し、合奏で重要なことは、いかに柔軟で美しい音楽を引き出せるかということです。そのためにはリラックスした雰囲気が欠かせないと思っています。厳しくやって上手くなる部分がある反面、逆効果になることもあると思います。中には生温い合奏だと思った人もいるとは思いますし、もうちょっと厳しくしてもいいんじゃないかという意見もありましたが、「楽しい合奏」「やりたくなる練習」というのが私の考える理想形なので、ここだけは譲れませんでした(笑) 実際、この方針で合奏を進めてきた結果、暖かみのある柔らかいエモエモサウンドが作れたと思っています。(そう思わない?思ってるのは僕だけ?笑)

このバンドの1番の良さは、メンバーみんながこの曲を愛していたことです。コンクールの曲というのは練習期間が長く、演奏回数も多いため、大会本番の頃には飽きてしまうこともしばしばあります。しかし、このバンドではそんな心配は無用でした。練習で音を聴くたびに、一人一人がこだわりをもってこの曲を表現しているのがいつも伝わってきました。本番でも大変気持ちよく踊らせていただきました(笑) 指揮者の独断と偏見により曲選びをしたので不安もありましたが、奏者の皆さんがこの曲を愛してくれて本当に感無量です。

また、曲作りに当たって、吹奏楽コンクールでよく耳にするような、勝つための不自然な音楽ではなく、聴衆が聴いていて心地よい素直で自然な音楽を目指しました。私は力で押し切る音楽ではなく、心揺さぶられるような音楽が理想だと考えています。その理想に少しは近づけたかと思いますが、結果に結びつくほどのレベルまで持っていけなかったことは残念です。聴いている方々に感動していただくためには、まず奏者自身が感動できる演奏、泣ける演奏でなければならないと思います。演奏後の奏者の皆さんの様子を見ると、満足げな表情が多く見られたので、この点については目標達成と言えるでしょう!(ここからのあともうひと押しが難しいんだよなぁ…)

結果はどうあれ、私としては満足いく演奏が出来たと思っています!素直で安定した課題曲、エモエモな自由曲、やっぱりこのバンドの演奏が大好きです!

まだまだ書きたいことはありますが、自分はもともと話が長いタイプなのでそろそろまとめますか…笑

来年コンクールに出る後輩たちへ。どんな方針で練習をしていくかは君たち次第。その中で今年のコンクールバンドの経験を上手く利用してくれたらいいな。良かった点はさらに磨きをかける。足りなかった点は容赦なく批判して構わない、それがレベルアップにつながるなら。今年の経験を踏み台にしてさらに上へとステップアップしてくれ‼︎応援してます!

最後にたくさんの事務仕事をしてくれた実委と運営の方々、大会本番の補助員をしてくれた方々、さまざまなアドバイスをくださった先輩方、お忙しい中ご指導に来てくださった先生方、そして何より僕についてきてくれた奏者の皆さんに感謝して、総括の締めくくりとします。

Thank you for everything!!!
 
2018コンクール指揮者
関森 智紀
基礎練
・ABグループにCDグループが乗っかるように
・ホールのイメージ→壁を押すようにたっぷり
・周りに溶け込む 自分の世界に入り込まない
・出だしに気をつかう 
・遠くに音を飛ばすなら若干上を狙う
・好きでやってるんだから楽しそうに吹く 楽しくないならやめた方がいい
・テンション高く イタリア人のように 口説き落とす

課題曲
・冒頭~口説き落とすサウンド
・1小節目3、4拍目メロディ発音は良いけど響き作って!
・A入る前の切り揃える
・A2小節目HrEu響きを作る
・メロディーC5小節目2拍目 いい音で
・D5小節目からのメロディー 先につなげる意識を持って
・D5小節目からの8分音符の伴奏 丁寧に
・Eのアウフタクト 次につなげる
・E1小節前の切った反動でアウフタクトに入る
・休符=反動をつくる
・誰がメロディーで誰が伴奏なのか理解するのがまだ足りない
・メロディーは歌いすぎて遅れないように
・BとFのメロディー 歌っていても遅れる
・遠くを意識 河原で吹いている感じ
・Bの表打ち重くなる
・E2小節前〜Tb音の処理までしっかり
・Eのアウフタクトの前の決め、ブツっと切らない。響き作る。滑らない!
・E4小節目から5小節目のつなぎ、ブツっと切らない
・Trioは明るい響きを意識!
・H、2回目の人たちがフレーズの最後まで甘くならない。
・H5小節目頭、ていねいに。頭を揃える。
・J1小節前2,3,4拍目走らない
・最後の音明るく!歌う感じで遠くを意識して吹く。


自由曲
GREEN
・8分の6拍子にしっかり乗る
・最初のメロディーの2音 わざとらしいくらいはっきり
・9小節目からの3回繰り返すフレーズ 頭をしっかり見せる
・8小節目から入ってくる木管 重くしすぎない
・楽器だけでなく体も響かせる
・16小節目から突っ込みがちになっている
・20小節目からはトライアングルをきく
・8分の6拍子なので2拍目から1拍目への動きを意識
・耳で合わせるのは難しいので指揮を見る(特に木管)
・201小節目 音が下がった時にテンションも下がってしまわないように
・210、211小節で音が動く人は音が短くならないように
・240小節目の頭の8分音符しっかりきめる 響かせる
小節の頭をしっかり歌う。6/8を感じる。
・19〜もっと遠くに行く感じが欲しい
・20〜金管重くなりそう
・163Tpはもっと伸ばして!
・174〜メロディは、後半にかけて
・終わり2,3小節前からの縦の線意識

YELLOW
・115小節目 走らない
・108小節目から 熱くなるけど走らない
・スピーディーな曲の中でどれだけ音を保たせるか タンギングだけでなく響きを意識して
・78小節目2拍目のピッチ
・94小節目から走らない 
・57〜四分走らない
・68ぱっと雰囲気を明るくする
・75の4小節目、一線を超えないくらいに歌う
・115頭ハッキリ
・最後の三連符決めたい


WHITE
・海の水のイメージ→上流の川の水のイメージ(?)
・毛塚さんが海 うっちーさんが山
・ピッコロが鳥のさえずり
・28小節目 誰が出てくるのかはっきり
・引き継ぎをしっかりしないと軋轢が生じる
・24小節目のC 天井を押し上げる
・冒頭 ホルン以外も歌う 毛塚さんを煽る 作業にならないように
・天井を持ち上げるイメージ 22~特に


最後に関森大先生からのありがたいお言葉です
「変な心配はしない」
「体調管理な」
「いずみてぃ、響かねえんだよな、」
《基礎合奏》
・リラックスする!
・主音の人は主役だと思って吹く
・響きは自分で作る(上向き)
・空気を振動させるイメージ
・音は高く上に飛ばすイメージ
・リリースに気を使う(「ン」をしっかり付ける)

《課題曲》
・4小節目:Es→Dの人は暗くならない。あくまで支えるイメージ。
・A3:上昇系の動きに乗ってどんどん明るくする
・A4:各自いい音のままで音をぶつける
・A5:八分音符は自分で響きを作る、アウフタクトの低音は推進力を出す
・B,C伴奏:不器用な職人にならない、正確だけど楽しそうに
・C,G前ペット:もっと出てOK
・D5メロディ:リリース、音の繋がりに注意
・E2前:上昇で1段階明るくする
・E1前:3拍目つっこまない、音量もう少し上げる(2拍目で決める意識!)。休符も演奏する。
・H:♩♪♪は決めにいく
・F1前ペット:リリース丁寧に、絶対に短くしない
・Iシンバル:いい音鳴らす!!!
・最後の音:意図的に響きを作る、落ち着いてスネアの装飾見えるように

《WHITE》
・22:過去を思い出して泣けるかんじ
・31Ob:明るく上に抜ける
・45〜:テンポ通り
・48〜49:そのままのテンポ感で
・49ハープ:4拍目重くしない

《YELLOW》
・104からの緊張感を106でフォルテの音にする
・116の最後の和音を聞かせる
・165のシンバルに被るくらいの響きを作る

《GREEN》
・9〜木管:リズムはっきり
・194〜伸ばし:音の切りは一つ一つ丁寧に
・最後の音:萩ホールで響いてるみたいにする

☆全体を通して
・リリースしっかりつける!漸近線のイメージで!
・明るく!バカになれ!
・演奏前から上手く見える風格で!
・イズミティを想像して上向きに響かせよう!
おつかれさまです。今回の部日誌は「合奏以外で今日外出しなかった」29sax佐藤・29Trp磯谷・30Trb大橋で担当します。暑いからって必要最低限しか外出しないのは良くないですね。いつかは積極的に外出できる人間になりたいなぁと思います。
さて、短い時間のコンクール合奏で話題に登ったことをまとめていきたいと思います。箇条書きですがご了承ください。
なお、数字→小節番号、アルファベット→大文字が音名 小文字が練習番号として表記したいと思います。強弱記号など例外はありますが、部員の皆さんでしたら読めると思いますので適宜対応してください。

<基礎合奏>
Asのスケール:楽しさ出していく
表情の変化はわかりやすく
すっきりした演奏で
前で響く音で、客席に届ける

<課題曲>
最初の4小節できまる
明るく吹こう!
どれだけ長いフレーズを意識しているか!なのでなるべく音が切れないように

2の4拍目:タップリと
4のハーモニー:durの明るい音色で Dが上擦りがち
8:重くならない
9の低音:重くならないように、B頭までもっていく
22のメロディ:下降系だけど明るく
c裏メロ:スラーの頭の縦合わせよう アタックぼやけないように
e2前:細かいフレーズの人は明るい音で
e:メロディだけでなく伴奏も明るく
Trio頭:あかるく!
hメロディ:走らないように!
i前の伸ばし:次へのワクワク感をイメージ
i裏メロ:スタカートついた8分は走らないように
i:裏メロとメロディが楽しく会話してるように
k2前~k:次の小節にむかう意識を持つ
最後の小節:最後の音を下に落とさないように、上に抜けるイメージ

<自由曲>
最後まで気を遣って
他のパートも余裕で聞けるともっと楽しくなる

White
あたま:走らないように
45~:rit.しない、淡々と

Yellow
72:(特にメロディの人)木低聞こう

Green
6:decresc.の先がfなので落としすぎないように
16:ガツガツしすぎない
27,28:27→28で突っ込まないように
174メロディ:大人っぽい音で
184低音:楽譜通りのリズムで
185~:緊張感をもって
218:Asdur明るいハーモニーで
243:終わりだと思って吹く

<全体を通して>
いかに楽しめるかが重要!
イズミティをイメージして上を狙って明るい音をイメージする
クリエイティブに!