第二回新歓合演合奏卒業証書授与式 祝辞

 全国に大きな混乱をもたらした大雪からしばらく経ち、ようやく春の訪れを感じる今日の良き日に、東北大学吹奏楽部活動日誌をご覧になっている皆様のご列席を賜り、ここに第二回新歓合演合奏卒業証書授与式を挙行できますことを心から感謝申し上げます。

 只今、卒業証書を授与されました34名の卒業生の皆さん、心よりご卒業をお喜び申し上げます。
 第一回新歓合演合奏の時の期待と不安の入り混じった気持ちは、もう遠い過去のものでしょうか。あの日は、きっと緊張して合奏に臨んだのだと思います。
 あの日から約10日間、皆さんは基礎に、譜読みにパート練習と、充実した日々を送ったのでしょう。今ではすっかり慣れ親しんで当たり前だと思っているかも知れませんが、今日までの日々は決して自分の力だけで送れたのではありません。どうぞ、ご友人に感謝の気持ちを、是非言葉にして伝えていただきたいと思います。
 
さて、思い起こせば第二回新歓合演合奏は苦悩の連続だったと思います。
 基礎合奏では毛塚尚太郎さん指導のもとスケールやカデンツ練習を行いました。ブレスで音の出だしを合わせることや、響きを聞いて揃えることが大切だとおっしゃっていましたね。皆さんはこれから先、毛塚さんに教えていただいたことを生かして春の猟犬の調でのスケール練習に励むのだと思います。また、探らないで音を出すこと、明るい響きを心がけることに気づかされました。
春の猟犬では4分の3拍子のテンポ感が悪く、直前の8分音符からの流れを意識しました。67からは金管と木管で主旋律が入れ替わるので金管はハキハキと、木管の伸ばしは優雅に。88のMeno mossoまではテンポを落とさず、そのまま入りました。106からは推進力をもって。116,117はとてもエモかったです。このエモさは一生の思い出となるてましょう。121に入るとき、テンポはすんなりいきましょう。135からはF→Dmの和音の進行を味わいました。147のmolto ritまでは遅くしないことにしました。149からは、和音の根音が4度ずつ上がるゾーンだと言うことを知りました。221からのホルンは「ひっそりだけど威厳を持って」。この言葉は忘れません。260からは人数が増えることによるクレッシェンド、263で音量的なクレッシェンドで追い討ちをかけました。


ディズニーメドレーでは他の楽器とのブレンドを意識するよう言われましたね。自分を主張することも大事ですが、周りの音も良く聴くことを学んだと思います。

これら多くの経験から学んだことは、皆さんのこれからの人生の糧となることと思います。
最後となりましたが、卒業後も皆さんは同じ道を歩むことでしょう。自分自身を含めて、一人ひとりの人が、かけがえのない大切な存在なのだと認識し、思いやりのある演奏ができる人間でありたいと願うばかりです。
卒業生の皆さんが、これからも穏やかで、幸多いことを記念して、祝辞といたします。
 
                                  
   平成30年 2月28日 
東北大学学友会吹奏楽2年  岩間凜
                       大沼楓佳
                       福田貴徳