本稿は、9/30に行われた2ステ合奏の部日誌である。この日はTrpのエースを欠いたものの、(Saxは日替わりではあるが)目立ったパートの穴もなく合奏が実施されたと思う。 この日の合奏のメニューは以下の通りである。
(1) | a.基礎合奏 |
b.Summer | |
c.My favorite things | |
d.Christmas Carole Fantasy | |
e.Camarada |
2節で、それぞれのメニューにおける所感を述べる。また3節では、それらを克服するために最も重要な事項は、個人のレベルアップであると主張する。
指揮者が積極的にソルフェージュを取り入れている意図は、曲中で手取り足取りピッチを指摘されるのではなく、 奏者自身が正しい音程をもち、それを楽器で実現できる力を養うためであろう。 ちなみにこの日は4度、3度の跳躍を扱っていたが、後の曲合奏でこの音程は全く取れていなかった。
2.2. SummerTrpは出番がないので暇である。よって、この曲についてどんな指示があったかほとんど覚えていない。 しかし後ろから演奏をきいていて目立つのは、発音の汚さである。正確な発音ができるか否かは専ら個人の技術によるので、合奏で指摘する事項ではあるまい。 たとえ音のコアの部分が音程、音色共に優れていても、発音が汚ければ台無しである。
2.3. My Favorite Things唯一のジャズ曲であり、特有のノリとリズム感が必要である。 しかし、合奏という限られた時間だけで習得するのは困難なため、やはり個人で音源や類似した曲を聴いて勉強する時間が必要だろう。
2.4. Christmas Carole Fantasy初回から指摘されているピッチの不安定さは、未だに克服されていない。2.1.で触れたように、ピッチの良し悪しは個のソルフェージュ力に大きく左右される。
合奏という場で周囲と音程を合わせる、という以前に個々の音程感を磨くことが先決であろう。
加えて、合奏全体で、曲を「ポップス」として解釈するのか、「クラシカル」に解釈するのかで方向性が取れていない。
両者の違いは、例えば音色の選択、発音、処理の仕方、拍節感などに表われる。指揮者を中心とした理解の共有が必要であろう。
2.4.と同様、冒頭のピッチの不安定さが残る。合奏で合わせる以前に個の力で改善すべきである。
また、この曲は全体的に音量が大きすぎると感じる。7割程度の音量でしっかりまとめた方が、この手の曲は聴き映えがすると思う。
今回の合奏でも多くの指示が指揮者から出されていたが、ピッチ、発音に代表されるように、その多くは個人練習で克服できるものである。
発音は人それぞれ異なる哲学を有する問題であるが、共通理解としてあるのは、演奏のジャンル・スタイルによって発音を使い分けるべきだ、ということであろう。
発音の良し悪しは個人の演奏能力を直接反映する。更なる個人レベルでの探求が必要であろう。
ピッチの問題は既に述べたように、問題の本質は合奏体ではなく個人の音程感にある、というのが本稿の主張である。
これに対する解決策として、私はチューナーを付けながらの個人練習を提案する。チューナーを付けながら練習することに抵抗感を抱いている人は少なくない。
しかし、乱れた音程感を矯正しながら練習するのと、または乱れた音程感のまま練習し続けるのでは、前者の方が良き音楽家になれることは明らかである。
チューナーの針に合わせて吹き続けた結果、奏法が崩れることが問題なのであって、チューナーを付けながら練習すること自体にはさほど問題はないと考える。
今の2ステには、チューナーを使った個人練習が必要であろう。
「発音」「ピッチ」の2点を克服するだけで、合奏の質はかなり向上する。そしてこれらは個人の技量による要素である。
したがって、合奏の質を上げるために必要な具体的な手だては、これらの改善に主眼を置いた個人練習である。
残る曲の表現、スタイル、方向性など音楽づくりは指揮者の仕事であるが、この部分は我が部を代表するポップスステージの専門家、宮腰に一任して問題ないだろう。
本稿は、9/30実施の2ステ合奏を振り返り、合奏の質を向上させるために個々のレベルアップが必要であると論じた。 特に、ピッチの問題は本来個人レベルである程度克服できると主張し、現状の解決策として、チューナーを活用した個人練習を提案した。
* 本稿は9/30の2ステ合奏の部日誌である。本稿の作成にあたって、宮腰開先生から部日誌作成の貴重な機会を頂いた。 また、HPへの部日誌掲載にあたって、記録係に大変お世話になった。 言うまでもなく、本稿の内容に関するあらゆる不満、誤字や不適切な表現、打楽器に関して一切触れていないことは、全て筆者の責任である。
こんにちは、28obの土師です。最後のHCD合奏の部日誌担当になったので頑張って書いていこうと思います。 今回は当たらないだろうな~~とか思ってたら最後の最後で当たりました(笑)
早速合奏を振り返っていきましょう!
チューニング、バランス練習(B♭durとD♭dur)、ハーモニー(バランスと同じ調)をしました。
バランス、ハーモニー両方とも二つの調でやりましたが、D♭durになるとB♭durと比べて音の間隔のとりかた等皆でバラバラになってしまっているとのことだったので、
慣れない調でも上手く取れるようになりたいですね。D♭durはパガニーニの18変奏の調なので頑張って合わせましょう!!
あとはもっと伸び、柔軟性のある音でという指示がありました。
基礎合奏だけでなく、この合奏全体を通してアタックをもっとはっきりとか、縦をもっと揃えてという指示が多かったように思うので気を付けましょう。
会場の萩ホールは響きやすいのでなおさら、ということでした。
初めから全体的に確認していきました。
前半のメロディが乗り遅れぎみとのことで、爽やかな感じで、楽しく吹けると良いとのことでした。
この曲の練習では縦を揃えるとか、和音を合わせるという練習が多かったと思います。きめ所がたくさんあるので確実にきめていけるように出来たら良いですね。
後ろから確認していきました。
32のペザンテの人たちはもっと「バーン」という感じで(特に低音)、他の人たちの動きは1、2拍目でそろうの絶対揃えるように、とのことでした。
また30のテンポが途中で変わるのを忘れないようにしましょう
28は3連符の動きが揃うとよいですね。自分も合奏になったときになかなか揃えるのが難しく感じているので頑張っていきたいと思います。
26のかにさん(クレッシェンドからのデクレッシェンド)もっと欲しいとの指示がありました。
基礎合奏、グリーンスプラッシュに同じく、縦を揃えることや入りをはっきりという指示がいくつかあったので本番ではもっと気を付けられれば良いと思います。
全体をさらって、コーラスの確認をしました。(直管男子が同じパート歌うと指揮者は傷つくらしいです笑) コーラスはホールに行った時にものびのびと楽しく歌えると良いですね!!
3曲の練習が終わり、最後に通しをしました。
これが最後の合奏でもう次が本番だと思うと本当に早いですね。コンクールのメンバーでの本番はこれで最後なのでいい思い出になるような演奏になるといいなと思います。
頑張っていきましょう!!!!長文失礼しました。
こんにちは,初めまして.近藤君の指名により部日誌の担当となりました26の住谷です.今年の定期演奏会では1ステでPiccを担当しております. 半年ぶりの合奏でかなり緊張していますが,ブランクを取り戻せるように頑張りたいと思います.では早速ですが合奏の振り返りをしていきたいと思います.
細かい指摘は配布資料参照すれば良さそうなので割愛いたします.部日誌では注意されやすいポイントをざっくりまとめます.
一番しつこく指摘があったのはやはりアタック周りでした.ファンファーレですし.山口君はアクセントを落とすことに敏感になっていたような気がします.
特に前半ですかね.やはり演奏会のつかみとなる部分なのではっきり行きましょう.
後半部は気が抜けるのかちょっとアーティキューレーションが甘い部分がところどころあったような気がします.
あと注意があったのは16分音符が並んでいるところでしょうか.やはり木管にとって細かい音符というのは鬼門ですね.自分もつらいです,まじで.
個人的おすすめ練習方法は倍テンポでさらうことです,指が楽譜を正しく覚えたら早くしても意外と動いてくれます.時間はかかるのでご利用は計画的に.
詳細は配布資料参照.ルバートを注意するようにと繰り返し言われました. 指揮みて吹くのもそうですが周りの人の空気感を感じ取るのも重要だと思います. どの曲でも大切になってくるので普段から意識して損はないと思います. ほかの人が何を吹いているか気にして演奏するのは案外楽しいので是非. あと注意があったといえば音程ですね.慣れない調ですがまぁ慣れてないだけなので慣れればこちらのものだと思います.
詳しくは配布された資料を確認.
指揮者「だいたいざきやまがわるい.」
このセリフが印象的すぎて他の注意はよく覚えていません. 要は吹けている人につられて自分も吹けている気になるなということだと思います.多分. スコアざっとみた感じS.SAXがだいたい美味しいところや主旋律を吹いていて,かつざきやまさんが美味しく頂いているのでこういうことが起きてしまうのではないかと思います. 主旋律の方はもちろん主旋律以外の方も重要なパーツだったりするみたいなので,はぶてずに練習していきましょう. 個人的な感想ですが音色の軽さを出せるようになると3楽章とかいい感じになる予感がしました.
定期に向けた練習が始まって3回目?の合奏でした.指揮者曰く,練習が足りているパートと足りてないパートの差が出始めたようです. しかし,幸いなことに次の合奏までに十分間があるので譜読みたりなかったなぁ・・・という方もなんとか配布資料を反映させましょう. 個人的には本番のテンポで練習するより遅いテンポで配布資料にある吹き方を覚えていく方が効果的だと思っています. 先ほども書きましたが遅いテンポでしっかり覚えるとテンポあげても体が覚えてくれているので本番前の追い込みで苦労が減ると思います. 吹き方の急な変更があったら指揮者を恨みしょう.とりあえず今の時期は焦らず丁寧に,だと思います. 自分も次回合奏までに練習を重ねてニュアンスだけでもしっかり吹けるようにしたいと思います.では本番まで先は長いですがこれから頑張っていきましょう.
こんにちは。29fl正田です。今回の部日誌のお題は誕生日の人です!みなさんに歌でお祝いしていただきました。ありがとうございます! 私自身3ステ合奏に参加するのは今回が初めてだったので、サウンドづくりや音色合わせを課題に臨みました。抜け落ちていることも多少あると思いますので、個人での確認もよろしくお願いします。
新しいメンバーでの合奏がまだ始まったばかりなのでサウンドを早めにまとめること、連符をさらえるようになること等多くの課題があると思います。個人練で各々万事を尽くしましょう!!
こんにちは。遅くなりました。29flのミスコン芸人こと荒生海音です。
ミスコンに向けて私も運気が上がっているようで部日誌書くことになりました。運気が上がり過ぎて腎盂腎炎と胃腸炎にもなりましたがね!!!!
今日のマーチは全体的に重い感じでした。4→1への推進力が足りていないのか、前に進まずどんどん後ろへ行っているという指摘もありました。 また拍の頭の休符も掴めていないとの指摘があったので、マーチに限らずですが裏を常に感じて拍感を大切にしていきたいですね。
この曲に関しては、カットしたところをいかに仕上げるかが重要な感じでしたね。23しかくのアタックのニュアンスやバランス注意とのことでした。 それから25しかくからは全部歌い過ぎとの指摘もあったので、歌うところとそうでないところのメリハリを付けていい感じに仕上げたいですね。
ポップスは音をしっかり切っていくようにという指摘でした。 また、全体的に凄く吹き過ぎているのでメロディーラインが埋もれがちになったり、盛り上がるところがそうならなかったりするのでバランスに気をつけて演奏しましょう。
どうも。打楽器を目指してます某山口です。なんか今日はいろいろ叩かせてもらいました。4本マレットはキツかったです。 最近面白い部日誌が流行ってるので、今日自分が振った1ステの部日誌を担当する近藤くんのHCD合奏の部日誌を自分が担当したら面白いなと思いじゃんけんをしたところ連戦連勝したので今に至ります。 途中バトンタッチしますが物好きな方は読んでみてください。
自分が振らせていただいてる1ステは2829が多いので、皆さんどんな感じなのかなぁと思いみてたのですが、みなさんHCD合奏の方が断然のびのび吹けてて上手なのでとても反省しています。 若いって良いですね。
最初に軽くチューニングと基礎合奏をしました。木管さんが音が開かないよう注意とのことでした。 木管金管全体とつなげるハーモニー練習良いですね。 とても上手なので、木管は金管を金管は木管を聴いてお互いにどういう風に吹くかという事を考えていくと回数重ねるごとにさらにクオリティが上がるかなと思いました。 ジョイント部は同じハーモニーだと思うので聴き合って丁寧に、自信を持ってスムーズに移行できると良いですね。発音する側も処理する側も次を心がけると綺麗になると思います。
バドラ叩かせていただきました。楽しかったです。全体的に「復習」しておくように近藤くんが言ってました。 自分にはわかりませんがサマコンでの注意事項が抜け落ちてる人が多いようです。音楽のつながりや抑揚など注意されました。 楽譜や人員割も確認しておくと良いですね。後ろから返しましたが頭から注意事項をまとめます。
冒頭はハッキリカットは今の所しないみたいなので注意してください。コンクールの名残で特攻しないようにしましょう。ざっと軽くみてく感じでしたが、今までカットしてたところはやはり不安定でしたね。
鍵盤からバドラまでいろいろ叩いてましたが難しかったです。カットしてた部分やルバートなど確認しておくと良いと思います。
細かいところはパートで確認しておきましょう。
以上です。自分はコンクールバンドには乗ってこなかった人間ですが和気藹々とした雰囲気で羨ましかったです。 定演合奏も始まりなかなか大変なところだとは思いますが(トリトンのせいですね、知ってます)、同じ曲に対して長い期間向き合う事は今後そうそうない事なので、 最後まで楽しく音楽作りに勤しんでもらえたらなと心から思います。打楽器として参加する合奏楽しかったです。お邪魔しました。(ここで文章は途切れている)
後半の部日誌担当は28perc佐藤千晶です。
じゃんけんで勝った人が部日誌を書くシステムなのですが、サマコンに引き続き今回も初回合奏で部日誌になりました。ということは、わたしってじゃんけんすごくつよいってことですよね??
今回から新しくやることになった部分は譜読みがまだできていない感じでした。指揮者の指示としては、テヌート等をしっかりかけて、音の長さを正確にやるように、とのことでした。 ここの部分は「自己を持ってないと事故る」そうです。
Bのトランペットが少々力んでいたので、「ン゛ア゛ア゛俺゛は゛ト゛ラ゛ン゛ペ゛ッ゛ト゛だ゛あ゛あ゛゛」という感じで入ってこないようにしましょう。 またJではコーラスかいてある人はコーラスやってください。Jは走りやすいので、長い音符は抜いて、その代わり四分音符以下はガリゴリに出していいよっ!…って近藤くんが言ってました。
今回初めてやる箇所はまだ個人練習が足りていない感じがしたので、次の合奏までに個人練習しましょう。