5/18 栗原彗志
Ⅰ はじめに
皆さんこんばんは!2 ステではファゴットを担当しています、01Trb 栗原彗志と申します。
今回の部日誌のお題は「大学の定期健康診断に行った人」ということでしたが、診断結果は
正常だったにも関わらず部日誌を書く任務を与えられてしまいました。健康を目指してい
るのに部日誌担当に当たってしまったのは不運ですね。
Ⅱ 協力ゲーム
今回は「年号・作曲者・曲名並べ替えクイズ」と「音楽記号アキネーター」をやりました。
せっかくなので各ゲームの振り返りをしてみたいと思います。
(1)年号・作曲者・曲名並べ替えクイズ
前半戦のクイズ答えはこんな感じでしたね(表)。特に年号特定が難所でしたね。この表
を出発点に色々音源に触れてみて欲しいなーと思います。
年号 | 作曲者 | 曲名 |
1725 | A. Vivaldi | Le quattro stagioni(四季) |
1791 | W. A. Mozart | Die Zauberflöte(魔笛) |
1869 | G. Verdi | La Forza del Destino(運命の力) |
1886 | C. Saint-Saëns | Le carnaval des animaux(動物の謝肉祭) |
1926 | G. Puccini | Turandot |
1936 | C. Orff | Carmina Burana |
1973 | A. Reed | Armenian Dances Part I |
1984 | C. T. Smith | Variations On A Hymn By Louis Bourgeois |
1985 | 真島俊夫 | 吹奏楽のための交響詩 波の見える風景 |
1999 | F. Ticheli | Vesuvius |
2016 | B. Appermont | A Brussels Requiem |
(2)音楽記号アキネーター
後半のクイズの答えと気になった点だけ補足書いておきます。
- Allegro
- a2
- ア・ドゥエ(a due)と読みます
- Bells up
- cresc.
- ff
- maestoso
- piu stretto
- poco rall
- ちなみにgoogle 翻訳にかけてみると、rit.は「delaying」、rall.は「slowing down」と出力されます。この二つの用語の違いなんとなく押さえておきたいですね。
Ⅲ ナブッコ鑑賞会(第三幕・第四幕)
第三幕と第四幕を見ました。欠席の方は各自で見ておこう!
Ⅳ 基礎合奏
①バランス練習
- 歌
- 歌うときの体勢と口の大きさに気を付けよう
- 頭蓋骨がなる感じがベスト
- 低音域の歌で力まないようにしよう
- Trp
- 合わせようとしているのは伝わる
- その上で楽に響かせる(お客さんに届ける)感覚があるとgood
②アタック
- リリース
- リリースの直後、楽器が自然に鳴っている瞬間まで気を遣おう
- 全Trp 奏者
- 安心して出てこよう
- 大丈夫です
- テンポアップしてアタック練習
- リリースの意識が乱れがち
- 1 音1 音のケアも大事だが、大局的な流れを意識してリリースを捉えると良い
(このあたりで井上君がエンジェルス以下略に取り組みた過ぎて基礎合奏短縮宣言をする)
③ハーモニー
- 打楽器
- 楽譜に変更あり
- 欠席してた打楽器の人は周りに聞いておこう
- 第三音
- 溶け込ませる+スッと抜ける感じ(存在感が少しあると良い)
- かといって存在感マシマシも微妙、イチゴのショートケーキがシャキシャキしてるのは嫌
- リリース
- インナーカウントが重要かも
- メトロノームの音が消えるとリリースが雑になる
- Tub
- 音の変わり目の瞬間に発音と指を同時に変えるとはっきり聞こえる傾あり
- 低音
- 発音はっきりめに(特にGes-Dur)
④スケール
- パート分けがあるB Group 以上ってなんか羨ましいね!(井上談)
- マリンバ?
- 叩き方変更(16 分音符に変更、今後は32 分音符かも)
- カデンツァ
- 流れを捉えよう
- 一つ一つの和音が独立したプレーにはしないほうが良い
- 井上
- 「楽器を出すより歌うほうが速くないか?」
- Fl の立ち回り
- Picc が先陣を切りFl はそれについて行く
- 結果的にFl がOb と並走するくらいが理想
Ⅴ ナブッコ序曲
- 冒頭
- Trb、D-dur からg-moll への変化、7th コードに今後注目しよう
- A
- 前半(9-10 小節目):半音で動く声部をアピール
- 後半(11-12 小節目):全音で動く声部をアピール
- 音域が広いので、低音は重く、高音は抜ける感じ(叫びを表現)
- 旋律の長三和音第三音は平均律でOK(音程を低くとる必要無し)
- D (36-38 小節目)
- 明るいところから翳りが出る流れを作る(長三和音から短三和音への変化)
- シンバルも同じ流れで音色を変えたい
- 46
- 減7 の和音(46)→減三和音(48)、不協和感が薄まっていることに注目
- G♭は「運命の音」である。確定してしまった感を表そう。
- F
- Des-dur とAs-dur の往復
- 71 小節目と74 小節目は同じ和音であるにも関わらず印象は異なる
- 4 小節かけて暗くなる感じが出せると良い
- 131
- 栗原から補足
- 保続音とかいうやつ
- 吹奏楽では福島弘和の『行進曲「春」』やG.ホルストの『吹奏楽のための「第一組曲」』あたりでも見られるやつです
- Y
- 286 小節目から293 小節目にかけて徐々に安定に向かう感覚
- 減七の和音から長三和音に向かう流れがある
- 301-305
- dim7 から解決する感じ
- 栗原から補足
- dim7 は短9 の属和音の根音省略形と捉えると良い、C(Root,省略)・E(3rd)・以下略、とかでは?
- 304 小節目のG の音はいわゆる刺繡音の部類かと
- 料理、或いはワイン
- 料理の味を楽しむことは和音を味わうことと同じである(井上談)
- 324 以降
- Es dur のオンパレード
- ゆっくり通す(奏者一同騒然)
Ⅵ Angels 以下略
- 1 拍目の裏
- そのまま狙うのは得策ではない
- 1 拍目表の休符を捕まえる練習をすると良いかも
- フェルマータの形状
- 22
- 計8 拍振っていることに注意
- 146,147
- 予備拍無しでin 1 で振っている
- 174
- 2 拍目で振るのをやめ、3 拍目の裏から8 分音符単位で振っている
- 261
- 伴奏系の四分音符は指揮に合わせる
- 278
- 3,4 拍目にフェルマータ追加
- 313
- 2 拍目でためるので注意
- ファゴット
- Solo の音型が深層の祭に似ている
- 341
- 344 までの4 小節間は、2 小節まとめてin4 として振っている
Ⅶ おわりに
さて、冒頭「はじめに」にも書きましたが、今回は健康を意識した生活をしている人に部
日誌が任命されるお題だったので、次回は逆に健康を意識していない生活をしている人に
部日誌が任命されるお題を設定したいと思います。来週栗原はラボの行事のため遅刻予定
ですので事前にお題を言わなくてはならないのですが事前にお題が分かりすぎるのも面白
くないので、ちょうど今栗原がTA で担当している「暗号」を使ってお題を発表ドラゴンし
たいと思います。ふぁごふぁご。ズバリ次回の部日誌お題は、
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です。指揮者の井上君には読めるお題を渡しますので安心してください。
では、来週の合奏も楽しんでいきましょう!