2024/01/17 ブラフェス合奏

05Sax 小林榛奈

 おつかれさまです!第4回ブラフェス合奏の部日誌を担当した小林はんなと申します。今回の部日誌のお題は「今の楽器を6年以上続けている人」ということで、なんと勝ち残ってしまいましたが、今吹いている楽器を心底愛しているのでこのお題で部日誌を書けて光栄です。6年続けていても全然思うように吹けないので楽器って難しいなぁ、という感じです。
 なるべく指揮者が言ったことを逃さず拾ったつもりではありますが、この日に限って徹夜で合奏に臨んでしまったので抜けなどあるかもしれません。温かい目で見ていただけるとありがたいです…!

チューニング

Aグループ…木低に加えてTubaが入った時に響きが一気に広がると良い。
Bグループ…入った時から1本にきこえるように。
Cグループ…Trp、ずれてもいいから最初から自信もって音出す。
〈全体を通して〉
・ブレスをそろえる。
・パート単位で音作りする。
・パート単位での音作りをもっと柔軟性をもってできるとよい。今日いるメンバーで、今日の音をつくる。

基礎合奏

ユニゾン
・グループごとの音量をせめて一定に。バランス的にAグループがもう少し出ると良い。
・Cグループの後半のB♭がチューニング通りに鳴っていないから、チューニングの時と同じように鳴らす。
・倍音を聴いて、前のグループに乗っかるイメージで吹く。
・音が切れた瞬間に響きが残るように、nをつけて処理する。
・残った響きをしっかり合わせる。

スケール1
・余韻をしっかり聴く。Aグループの余韻が少しのこるのが理想。
・Fの音程が気になる。FとB♭の音程は絶対に合わせる。
・4拍間均等に音を伸ばし切ろう、という意識がぶれている。アタックの時点で音をつくり、その音を4拍間伸ばし切って余韻をつける、というのが理想。

スケール2,3
・上昇するときも下降するときもエネルギーは大きくなる。そのエネルギーの変化を歌うように表現できるとよい。
・パートごとに1本に聞こえるように。

カデンツ
〈歌での練習について〉
・最低限隣の人に聞こえるくらいの音量で歌う。
・頭の中で想像した音を、自信をもって歌えるようになってほしい。
・歌ったときに自分の音があっているかどうか分かるようになってほしい。

〈楽器での練習について〉
・出だしは自信をもって一発で合わせる。

アルペジオ
〈練習の意味〉
・和音を分解してひとつひとつの音にするという練習。
・和音が分割されるからリズム感が欲しい。
・分割することによって分散音的な深みがある。
・ぶっちゃけ指練。
・この他にも、それぞれのパートごとでやる意味を考えてほしい。

〈フィードバック(すべて木管に対するもの)〉
・スラーの中でフレーズを切らない。大きなフレーズでとる。
・ブレスしてもフレーズは切らずに歌えるようになることを当分の目標にして練習する。弦楽器のイメージ。

リップスラー
〈練習の意味〉
・運指を変えず、タンギングせずに音を出す練習。
・倍音列をつかむ。
・唇の柔軟性を良くして、唇のコントロール力を高める。
・この他にも、それぞれのパートごとでやる意味を考えてほしい。

〈フィードバック〉
・木管だけでやったときにフレーズをとれるように。
・最後の2小節、金管はもっと自信もって吹く。

インヴェンション

【F】
〈62小節目~〉
・Trb, Euph、63小節目2拍目からの動きそろえる。メロディだから聴かせたい。Trpと同じくらい出す。

〈64小節目~〉
・Trpがメロディ。1st以外も主役だと思って吹く。要練習ポイント。
・Picc , Fl, Obグループと、Cl, A.Sax, T.Sax , Xloグループで交互に動くから、休符の時に別のグループが入ってくることを感じる。
・低音は8分音符で遅れない。タイをとってもできるようにする。Trb, Hr, Euphに乗っかるイメージで。
・Trb, Hr, Euphはアクセントの位置がずれないように吹く。
・Hrはもう少しアクセントを主張する。2nd, 3rd, 4thも聴きたい。

〈70小節目~〉
・木管主体だから、Cl, Saxを聴きたい。
・Trp, Hrは1st以外も聴きたい。
・刻みの人、F前半のアクセントの感じとは違い、68小節あたりからべたべたに吹く。

〈F全体として〉
・ffから始まって64小節目に頂点が来て、だんだん収まっていく、という流れになっている。
・decrescendoは4小節など、長めにとってほしい。

【G】
〈76小節目~〉
・Trb, Euph, Tubaは音の変わり目をそろえる。特に低音は遅れずに。スラーを一つの流れと見て歌いたい。
・A.Sax, Hrはソロというよりアンサンブル。
・Hrは裏メロだけど、A.Saxを後押ししてあげるような役割を持つ。crescendoとdecrescendoが見えるように。

〈83小節目~〉
・Picc, Fl, Cl2ndがIの前までメロディ。2小節ごとのフレーズになっているから、フレーズを長くとることを意識する。
・対旋律的なものとして、Cl 1st 2nd , A.Sax 。
・メロディと対旋律は、八分音符が歌いポイント。お互いに聞きあってアンサンブルをし、歌い合うことを目指す。

【H】
・Hr, T.Saxがメロディに加わる。それによる音色の変化を見せたい。
・テヌートは音の切れ目がないように。速いテンポの部分との対比を見せる。四分音符で音楽を前に進ませる。

【I】
・Hrのcrescendoとdecrescendoは伝わるようにかけてほしいけど、後押しにはならないように、均等にかける。(GやHも同様。)
・Picc, Fl, Ob, Cl, A.Sax, T.Saxは97小節目まで全員同じ動き。Fでは交互に、Gでは別々に動いていたが、ここで全員揃うということを意識する。
・98小節目の3拍目から白玉がある人がメロディだから、内声もきちんと出す。
・Trpは95小節目からメロディ。98小節目からもトランペットしかやってない動きだから、2nd, 3rdも聴かせたい。自信もって吹く。

【テンポの変わり目について】
・楽譜にはかいていないが、13小節目の3拍目からrit.をかける。
※私の語彙力ではテンポの変わり目の指揮のやり方を言語化することができなかったので知りたい方は合奏に参加していた人に聞いてください。すみません…。

【全体を通してフィードバック】
・今回の通しはインテンポではなかったから、テンポはもう少し速めると思う。
・指揮についてはまた後で変える。
・風之舞もパーツごとに分解してから通るようにして、その作業が終わったらもっと大きい視点で合奏を進めていく。

連絡

・録音は聴いてください。
・風之舞の譜読みよろしくお願いします。


以下、合奏内容とは関係ないので読み飛ばしていただいて大丈夫です。

 今回の合奏では初めてインヴェンションを録音しましたが、同期のみんなと一緒に一曲を通せることがすごく嬉しかったです。個人的にはGとHがエモくて大好きです。特にアルトソロの裏の伸ばし組と、Hから入ってくるホルン&テナーが素敵すぎます。(もちろん他の楽器も素敵です!)次回からは風の舞も本格的に練習していくみたいなので楽しみです。
 こんなにどうでもいいことを最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!テスト期間で忙しい人も多いと思いますが、無理せず、頑張りすぎずに頑張っていきましょう!