2024/05/11 サマコン2ステ合奏

サマコン2ステ合奏部日誌レポート

合奏日 5月 11日(土)

合奏番号: 01                     課題名:協力ゲームと鑑賞と合奏

学年所属: 05 Sax                    氏名: 山口 明日香

共同実験者: サマコン2ステ参加者

(下記のどちらか一方を残してください)

□: 正規の合奏に参加した。

合奏の目的

ジェスチャーゲームは、楽器を使って表現する際のバリアを外す。次回以降のゲームのためにグループ分けをするという目的がある。その後に行ったナブッコ鑑賞は、同じ前提を共有することが狙いである。基礎合奏の目的は、基礎合奏の流れを知るということである。最後に行ったナブッコ序曲合奏には、曲全体の雰囲気をつかむという目的がある。

合奏の原理

ジェスチャーゲームでは、口を使わず手で表現することによって、身体による意思表現を行うことができる。身体による意思表現を積極的に行うことが、最終的には楽器を使って身体でコミュニケーションをとる際のバリアを外す手助けとなる。ナブッコ鑑賞では、各自が調べたり口頭で指揮者が説明したりするよりも、観て雰囲気を感じ取ることで理解が深まり、各人による理解の差が小さくなる。(基礎合奏、ナブッコ序曲合奏に関しては合奏方法にまとめて記載。)

合奏方法

ジェスチャーゲームでは、片手だけを使って誕生日順に並べるようにコミュニケーションをとった。その後、各グループ6-7人になるように分かれ、合計で9つのグループを作成した。次回以降、グループ対抗(?)協力ゲームを開催する際に使用する。ナブッコ鑑賞は、プロジェクターを使い映像を流して鑑賞をした。

(本来であれば箇条書きは禁止なのですが、あまりにも見づらくなってしまうため、基礎合奏とナブッコ序曲に関してはそれぞれ分けて記載します。「レポート形式が間違っている!」とか言わないでください🥺チューニングに関しては合奏方法以外書けそうになかったので、他に書いてなくても許してください。)

チューニング

  1. 各パートアンテナとなる人たちで合わせた。まずはClとTrpを合わせた。その後木管をCl→A.Sax→Ob→T.Sax→B.Cl→Flの順で重ねた。次に低音をB.Cl→Fg→B.Trb→Cbの順に合わせていった。低音は音を聴くチャンネルが多いため、様々な音を聴く必要があるが、曲中では発信者となることも意識しておく。さらにこの後金管をTrp→Trb→Hr→Euph→B.Trbの順で重ねていった。ここまでの際、複数のところから自分のところにチャンネルが回っていることを感じることが大事である。最後に、Cl→A.Sax→Ob→T.Sax→B.Cl→Trp→Trb→Hr→Euph→B.Trb→Cb→Flの順で重ねた。ここまで各パートのアンテナとなる人のみが吹いている状態である。ここまで書き連ねたが、次回は重ねる順番が変わるらしい。次回以降は、Cl→Ob→A.sax→T.sax→B.Cl→Cb→Trp→Trb→Hr→Euph→B.Trbの順番のようだ。(指揮者より)
  2. アンテナとなる人たちが合わせた音を聴いて全員でサウンドを作った。パートごとに全体のサウンドを聴いたうえで自分のパートをどのように足すか考えた。しかし、チャンネルの意識を忘れてはならない。

基礎合奏

  1. Googleドライブに上がっている資料(ドライブ→H.サマーコンサート→サマコン2024→2ステ→各種譜面→バンド向け→基礎合奏)を確認した。
  2. バランス練習を行った。(歌う→吹く)歌う時、頭蓋骨(骨の響くところを考える)がなるように歌うと響く。喉でならそうとしてもがなってしまい、響きにくい。
  3. 和音の練習をした。ドライブの資料ではなくJBC(赤い本)の No16長三和音と属七の和音の部分を使った。(1)のB♭→(2)E♭→(6)D♭→(8)G♭の順で行った。
  4. アタック練習を行った。みんなで合わせて出られるようにすることが目的である。
  5. スケール練習を行った。テヌートで。今回は3行ごとに区切って行ったが、次回以降は4行ごとに区切って行う。
  6. タンギング練習は暫くやらない、そのうちやる。ということで今回は実施しなかった。

ナブッコ序曲合奏

始めにテンポが変化するところの式の振り方を説明する。その後、テンポが変化する部分を取り出して合奏した。その後全通しを行い、通しで気になったところを合わせた。

結果

基礎合奏

バランス練習

3音の感覚をしっかり取り戻すこと!低音がしっかりしているので、上の人たちは今よりもハリのある音色がよいように思う。

和音の練習

(2)のE♭から始まる和音練習の3つ目の和音(B♭dur)が、(1)でやった時と比べて残念になってしまっていた。もう少し息のスピードを速くするとよりよい音が出る。

アタック練習

指揮者に食らいつくことも大事だが、横の奏者とそろえることも大事。音の最初から最後までちゃんとなっているか意識する。和音練習までにできていた響きをここでも忘れずに作る。

スケール練習

音のリリースがもったいないため、最後まで意識して吹くようにする。Gdurの和音が苦手のように感じる。原因として、Bが出てくることや楽器によってG自体が鳴りにくいことが考えられる。苦手がばれないように練習していくことが大事である。

ナブッコ序曲合奏

始めに、冒頭から最後までのテンポに関して、以下の表1に記載する。

 表1:練習番号と目安テンポ

練習番号テンポ備考
冒頭~C前4分音符=60C前3つ分は8分音符1つずつ振るが、ソロクラと合わせる。
C2分音符=102-108 
51小節目4分音符62-64 
E8分音符=62-64最後は緩く。
L2分音符=100131小節目のクレッシェンドで緩くなる。
M全音符=90M以降成り行きの感じで少しずつ落としていく。 
S全音符=85T4前から自然とはやくなるようにソロクラに合わせる。
T全音符=88 
X全音符=108-112X1前にある休符(全員)ではやくする気持ちを共有。
318小節目 だんだん早く
その後 速くした後遅く。最後は見て合わせる。

次に、全通しを行った際の指揮者からの意見、感想について述べる。まず、初回にしては上出来の演奏であったようだ。後半、指揮者はゆっくり振っていても奏者の方がだんだんはやくなっているとコメントがあった。そのため、はやくいきたい気持ちを持ちつつ、はやくいきたいと思っている自分を客観視している自分の両方を持つことが大事である。具体的な指示があり、全通し後に再度合奏した部分に関して、以下の表2にまとめる。

 表2:指示が出た個所と指示の内容

練習番号指示内容
A2&4小節目・連符はすべて合わせるのが難しい。したがって、1つ目の塊の最後の音と2つ目の塊の最初と最後の音を集合点とし、そこを通過するイメージで吹く。 ・連符の最後の音の音価は、1つ目の塊の最後の8分音符の方は16分音符+響き=8分音符分の音価、2つ目の塊の方の4分音符の方は8分音符+響き=4分音符分の音価となるように統一する。
16小節目1stHr:ピアノだけどアタックはガツンとしてほしい。
B後半・低音はCbに合わせる。 ・テンポ変化の際は、少し遅れてもよいがソロクラに遅れたのがばれない程度にする。具体例を出すと、指が産毛に触れてから肌に触れるまでの隙間の時間程度に抑える。発音も気を付ける。少し不透明感。 ・Cb:ここにチャンネルを寄せる。ダウンで弾く。 ・Hr:もっと怪しさを持つとよい。
中間部・墜落寸前のテンポで演奏しているため、しっかりとテンポを追って墜落しないように気を付ける。刻みの人はテンポキープしつつソロに合わせる。今度歌って示す。by指揮者 ・Fl:伸ばしとスタッカートの差を重要視。伸ばし大事。
Z以降・走りすぎた。 ・1小節目から8小節目は、メトロノームに対してはやくなったと感じない程度にはやくする。ここはソロクラが引っ張る。 ・318小節目からは明確にはやくする。 ・シンバル:はやく行きたくなる気持ちを抑える。 ・最後の装飾音ははやくなりすぎないように。パラリラーン。Cbが心地よいと感じるはやさが目安。
特記シンバル:フォルテのついているところは2枚、それ以外は1枚。254小節目からは2枚だが細心の注意を払うようにする。最初の部分もう少し音開いてほしい。 全体:調号落とさないように!

以上が、ナブッコ序曲合奏の際に指揮者から伝えられたことである。

考察

合奏の中で、指示がある前と後で変化が出たこととその理由に関して考察する。あまりにも拙い、音が気的知識のかけらもない人間が、部日誌を終わらせるべくと爆速で書いている考察のため、ぜひとも読まずに先へ進んでほしい。

まず、合奏の際に注意があげられ、指摘の後に変化がみられた箇所の大半に共通する要因について述べる。指摘された箇所では、意識が足りていないことや今までできていたが今回できていなかったことに対しての指摘が多かった。そのため、指摘を受けて意識を向けられていなかったことに対して意識を向けられるようになったおかげで変化が表れたものだと考える。

次に、ナブッコ序曲のB後半のテンポ変化がある箇所に関して考察する。ここでは、テンポ変化の主導権はソロクラが握っており、他の奏者はソロクラや指揮者にぴったりと合わせようとしても難しい場面である。そこで、指揮者からはぴったりと合わせることを目標とせず、ソロクラに気づかれない程度の少しの遅れを許容とする旨の指示があった。この際、結果の表2で既述したように産毛のたとえ話を上げて実際に手を使って説明することにより、奏者側の理解が深まったと考える。本レポートを読むだけでも理解ができるように記述したが、実際その場にいることにより得られる理解には及ばないだろう。

設問への回答

設問:ナブッコのテンポが変化する個所と、そこを指揮者がどのように振るか答えよ。

(byスペシャルサンクス:2ステ指揮者 井上さん)

まず、テンポ変化のある箇所に関しては結果の表1に記載した。この中で、B後半の最後の3つの音に関しては8分音符1ずつ振ると説明があった。またここはソロクラ”と”合わせる箇所であるであるため、ソロクラも聴くことに気を付けるよう指示があった。このほかの個所に関しては、特別に振り方を変える箇所はない。流れに合わせる形でテンポ変化をするが、ソロクラを聴いたり指揮を見たりする必要がある。

結論

ジェスチャーゲームでは、手を使って身体で表現することによって、学期で表現する際のバリアを外す手助けをする目的が達成された。また、次回以降のためのチーム分けもできた。基礎合奏やナブッコ序曲合奏では、指揮者の指示のもと通しを行ったり部分練習したりすることで、流れや曲全体の雰囲気をつかむことができた。

あとがき(読む必要はありません)

自己紹介で「華の3セメです!今のうちに遊びつくします!」とか言っていたら部日誌にあたりました。05Saxの山口明日香です。こんななり(どんななり?)ですが副部長です。さて、理系の皆様、この形式に見覚えがあるのではないでしょうか?そう、理系の学部一年必修(なぜか理数だけ免除)の自然科学総合実験のレポートを模倣した部日誌になります。部日誌でも遊んでみました。徹夜こそしなかったもののつらかったです。今履修している06の方々、お疲れ様です。2セメに自科総を控えている06の方々、個人的には2セメにある方がつらい気がします、頑張ってください。レポートは実験があった日にそのまま図書館に直行して、少しでも書いておくことを強くすすめます。提出期限ギリギリに泣かずに済むかもしれません。私の周りでは、レポートの提出が遅れることを「自科総リボ」と呼んで煽りに使っていました。リボると後でつらいのでリボらないように頑張ってください。まあ、私の知り合いに締め切り期限を一つも守らずに(所謂全リボした)いた人がいましたが、最終締め切り期限に3つ、そこから一週間後までに残りの3つのレポートを出すことで何とか単位取得している人がいたので、出せば浮きます。あ、単位取得することを東北大学では「単位が浮く」というようです。もう先輩方から教わっていましたかね。地元の友達の前で「単位浮いて安心した!」といっても通じなかったので、他大には通じないことを頭の片隅に入れておきましょう。今更ですが、私は理系の中でもあまり実験レポートを書かない保健学科所属なので、「書式が違う!」とか「この書き方はダメ!」などという間違いに関しては目をつぶってください。一種のエンタメとして自科総レポを借りているので何卒……半年ぶりに自科総のレポ(もどき)を書きましたが、本物に比べれば数倍楽でした。文字数も4000字程度で済んでいますし、本来のレポートだったら平均10000字弱書くことになるので。改めて、自科総って大学生になりたての一年生からしたら鬼のようなものですよね。めげずに頑張ってください。多分数年後に来る専門のレポートの方がもっとつらいはずです。話は変わりますが、オンデマンドで受講できる集中講義の授業をとっている方はいらっしゃいますか?1クオーターの受講期限は大体今月中なので忘れずに受講しましょう。私は昨年、受講期限に気づかず落単しました。集中講義落単って普通の落単より聞かない気がします。私は笑い話にしましたが、GPAは下がるし成績のところに赤字はつくし不快感Maxなのでお勧めしません。今年度集中講義再履修とかいう意味不明なことをしています。まだ1つも動画を見ていませんが。「他人のこと言えてない。」って?まったくもってその通りでございます。今から視聴します。2度も落単するわけにはいかないので。さて、そろそろ次回の2ステ合奏の時間が迫ってきましたので、ぼちぼち終わりにしていこうと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました!楽しい2ステ合奏にしていきましょう!