はじめに
第一回新歓合演合奏午前の部を担当しました05Percの山下達也です。今回の部日誌のお題は「千と千尋の神隠しを見たことがない人」でした。ジブリ作品を見ないとかそういうわけではなく、トトロとかポニョとかはしっかり履修済みです。千と千尋の神隠しは自分がめっちゃ小さいときにカオナシを見て泣いたらしく、それからは見てなかったのですが……ここで仇となりました。というわけで午後の合奏のはじめにあった「千と千尋の神隠しのあらすじ紹介」では大幅なネタバレをくらい、ニギハヤミコハクヌシってなんぞやってずっと思ってました。というわけで午前の部の部日誌です。初見合奏の嵐、本当にお疲れ様でした。個人的には味村君合奏楽しみにしてたので嬉しかったですね!
チューニング
- Aグループ
:木低→金管と重なっていってもチューニングが合うように - Bグループ
:人数の割には揃っているが周り聞いて合わせるように
:一人ずつ重ねていっても合わせられるように - Cグループ
:音を鳴らせてる人とそうでない人がいるので全員で均等に鳴らすように
:しっかり息を入れて鳴らしてからチューナーを見る
:パートごとには合っているのでグループとして合わせられるように - Dグループ
:Bグループ同様、一人ずつ重ねたときに合うように
基礎合奏
- ユニゾン
:テンポ46
:上から重ねていくときにFの音が取りづらいので注意
:若干アタックがずれがち
:スネアが4分ないし8分をやっているのでしっかり聞いて揃える
:下と上のB♭は合っている - スケール2.3.カデンツ
:打楽器はカデンツ全部8分で
:打楽器意外と聞こえないから音量出してよい
:スケール2.3は音価が短くなっただけと捉えてほしい
:どの音も均等な音量で出せるように
;カデンツはAグループ以外の根音の人もしっかり出す
:自分が和音におけるどの音を吹いているのかを把握する
:アタックを合わせるように
課題曲1.行進曲「勇気の旗を掲げて」
- 参考音源視聴
- 楽曲紹介
:2/2拍子のシンプルな構成の曲
:基礎基本が問われる楽曲
:詳しくは合奏資料を参考 - 初見合奏
:とりあえずインテンポ
:メロディー、オブリガート、裏打ち等役割を正しく把握する
:最初の音を正確に合わせる - 録音
課題曲2.風がきらめくとき
- 参考音源視聴
- 楽曲紹介
:春の雰囲気をイメージした曲 - 初見合奏
:テンポ変化が若干多い
:パーツごとにわけて練習
:個人でリズムを正しくとる
:71小節目fpがあるので意識
:初めのユニゾンシビアにとる
:二度でぶつかる音に関しては自分が和音の構成音のどこなのか把握する
:Cアウフタクト→和音意識
:Cの2小節目の3拍目裏も同様に和音を意識する - 録音
課題曲3. メルヘン
- 参考音源視聴
- 初見合奏
:テンポ変化が多いので逐一確認する
:D前のrit注意
:Lは付点四分=108でとる
:Kフェルマータは今回一拍目二つでとる
:Iの入りはXylo.がテンポを司る - 録音
課題曲4. フロンティア・スピリット
- 参考音源視聴
- 初見合奏
:アーティキュレーション多く書いてあるので正確に
:Aのメロディー→アクセントがテヌートに聞こえやすいので注意
:46の四分で下がるところはそんなに出さなくていい
:FメロディーはEのソロと同じようなメロディーになっている
:Gのメロディー若干早くなりがち
:132はmpなのでそんなに出さなくていい
:jの1小節前は3個振る - 録音
連絡事項
- 感想記入フォームに何がいいか記入
- いとうたくみのチューナー見つけたら教えてほしい
あとがき
初回合奏お疲れ様でした!ブラフェスが終わったと思ったらすぐに新歓合演があって休む暇もなく曲をさらっているわけですが、個人的には05合奏の雰囲気はとてもいいなと思っているので合奏機会が多くて嬉しく思っています!今回は風の舞に課題曲に千と千尋に…となかなかハードな曲が集まってるので打ち込みがいがありますね…!とりあえず自分は千と千尋を見るところから始めようと思っています。早くニギハヤミコハクヌシが分かる側の人間になりたいものです!
はじめに
新歓合演第1回合奏午後の部日誌を担当することになりました、05Trb.パートの庄司寛です。映画を普段全然見ない性分が仇となり、今回初めて部日誌を書くことになりました。部日誌を書くのは初めてなので読みづらい点があったり、指示の意図を勘違いしていたりしていることがあるかもしれませんが、今後の練習の参考にして頂けると嬉しいです。
原作紹介
今回の合奏は「千と千尋の神隠し」ハイライトの初回合奏ということで、最初に原作映画の紹介を行いました。あらすじや登場人物についての紹介の他、「千と千尋の神隠し」ハイライトに収録されている曲たちは映画内のどの場面で使用されているかなどについても確認しました。
チューニング
A…ピッチは合っているので、バンド全体を支えられる音量を目指しましょう。
B…金管が揺れがち。難しい音域ですが互いに聞き合えるようにしましょう。
C…Tp.が以前よりも合っていて良かったです。一発で出せるようによく狙いましょう。
(Dグループは特になし)
曲練習
曲ごとに分けて通しました。今回は基本的にメトロノームを鳴らして通しました。
冒頭
- ソロやハモリの人たちは練習の成果が出ていて良かった。Dまでは良かったが、それ以降はピッチやタテのズレが目立つようになった
C
- 木管からHr.へのメロディーの引き渡しが発生する点を意識(ジブリあるある)
- 木管の掛け合い部分はもっと出ても良い
- Cl.のD4小節前アウフタクトの四分音符は、原曲でもよく聞こえてくる箇所なのでもう少し出しても良い。運指が大変だけど頑張ろう
- Hr.のD4小節前アウフタクトの八分音符も同様。
- Euph.がおいしいことをしているので、他の人たちはこれをかき消さないように。Hr.も立てなければならないのでその微妙な塩梅が難しいところだがうまくやろう。Hr.、Euph.、T.Sax.辺りが重要
- Cl.、S.Sax.辺りはピッチが乱れがち(難しいが頑張ろう)
F~H
- 思っていたほど走らずに済んでいた
- Gからは意図的に加速していく予定
- 皆意外と余裕そうなので、今後の練習でもインテンポ(♩=104)で通していく予定
- 四分音符で動いている低音勢などはCb.を参考にするともっと良い感じ
- Hのメロディーが少し聞こえにくい
- H1小節前の金管の二分音符の頭が揃わない(H2小節前の三連符がかかっている部分もそう)ので、頑張ってブレスを合わせよう。頭の中で四分音符を八分音符に分解してうまく入れるようにしよう
I・J
- 最初にしては合っているので、何度も練習して慣れよう
- 木管はタテに注意し、厳密に入れるようにすること
- 走りそうなところが走らずに済んでいたので良かった
- もう少しメロディーを目立たせたい
- K前は少し走りがち
K~M
- Lから八分音符で動いている木低やFl.などは、ただ音を出すのではなくフレーズ感を持ち、次のフレーズへエネルギーを渡していくという意識を持つこと。この場面は血まみれのハクを見て千尋が動揺するシーンでもあるので、緊迫感を表現できると良い
- Mからの金管は、1小節目から入る組と3小節目から入る組とで互いに聞き合うこと。付点二分音符にエネルギーの重心を置く
- M3小節目の音符の長さを統一できるようにしたい。また、2つの音の境目をどうするか(そのまま繋げるか紙一枚入れる感じにするのか)についても考えていきたい
- Mからの低音は、次の「仕事はつらいぜ」に繋がるという感覚と、八分休符への意識をもう少し高められると良い。スタッカートのついていない四分音符はもう少しドゥンってして欲しい
N・O
- Fl.とPicc.はアーティキュレーションに注意
(P・Qは割愛)
「ふたたび」(R2前~V)
- メロディーをもう少しはっきりさせたい
- Uからメロディーがグレードアップした感じになるので音量面に注意
- Fl.とOb.の掛け合い部分は今の歌い方のままもう少し音量的に出して欲しい
- Sから八分音符で動いている木低などの伴奏は、もう少しフレーズを長めに取れると良い(同じ動き3つで山を作るイメージ)
W~Z
- Zの強弱の変化が分かりづらい(♩=88の部分のmfと♩=76の部分のffの違いが分かりにくい)。メロディーの人はfのままで良いが伴奏はもう少し落として
通し・総括
- 最後はメトロノームを鳴らしながら曲を一通り通した
- Qを全然練習しなかったにも関わらず一発で通っていて良かった
- 今日のところは及第点。次回(3月1日)までにパート単位で吹き方を考えたり、曲内における自身の立ち位置について考察を深めたりしておきましょう
あとがき
初回合奏お疲れ様でした。部日誌を書くのは初めてなのでここまで書くのは結構大変だったのですが、一回の合奏をこれほど深く省みることができたのは吹部人生7年間過ごしてきて今回が初めてでした。大変だったけど有意義な活動でもあったと思います。
この場を借りて謝罪させてください…。この度のブラフェスではやらかしにやらかしを重ねまくってしまい、本当に申し訳ございませんでした。寝坊した焦りでスニーカーを履いて登校し、家に戻って革靴に履き替えたと思えば今度はマウスピースを忘れてしまい、結局吹き真似で本番を迎えることになってしまいました。本当にすみません。新歓合演でどうにか汚名を返上できるよう頑張りたいと思います。
こんな私が吹部入部を決意したのは、去年の新歓合演のアンコール(確か)で04の先輩方が演奏した『宝島』を聴いてのことでした。それまでは少し迷っていたのですが、あのイントロを聴いた瞬間一気に心を奪われ、その後間もなく入部届を提出しました。今年も1人でも多くの新入生の心を掴めるよう、私たち05も頑張っていきましょう!!