2020/2/29 新歓合演合奏

あいさつ

書き出しのいい感じの文が思いつきませんでした。ごほん(咳払い)、この文書を読んでいるみなさん、こんにちは。大変遅くなり1週間ほど遅れましたが活動日誌を書かせていただきます。ユーフォニアムパートの田口翔大と言います。過去二回の日誌を読んだ方ならわかると思いますが、実は指揮者もやらせていただいています。私がこの日誌を書くことになったのは、同じ指揮者仲間の川村という奴の横暴で、書けと命令されたからです。私は彼を許しません。彼は私が面白い文章を書くことを期待して押し付けてきたようなので、逆に超真面目な文書を書いてやろうと思います。どうぞお付き合いください。

活動内容

本題に入ります。先日の合奏では新歓合演の3曲に加え、2020年度吹奏楽コンクールの課題曲の音出しを行いました。前者に関してはいつも通りで特別なことがあったわけではないので、せっかくですし後者について話していこうと思います。
さて、2020年度の課題曲ですが、ご存知の通り以下のようになっています。

  • I トイズ・パレード(平山雄一)
  • II 龍潭譚(佐藤信人)
  • III 僕らのインベンション(宮川彬良)
  • IV 吹奏楽のための「エール・マーチ」(宮下秀樹)
  • V 吹奏楽のための「幻想曲」 ―アルノルト・シェーンベルク讃(尾形凛斗)

これら5曲について個人的な感想とかをつらつら書いていきます。

まず1番、すっきりとした冒頭がとても好みです。ディズニーのような雰囲気をイメージして作ったそうで、すごく楽しい曲調で、振ってて楽しかったです。和声もなかなか面白く、指揮者仲間の栗原くんはスコアを見てめちゃくちゃ興奮していました。ユーフォニアム吹きとしては対旋律もTrioの旋律も吹きごたえがありそうですが「The課題」って感じがするなーって思いました。Trioからの第一マーチの再現部、ここまでテンポを落とさせるのは課題曲史上初なんじゃないでしょうか。いや知らないだけでもしかしたらあるかもしれないけど。初めて聴いた時!?ってなりましたよ。まあいろいろ面白いけど難しーなーって感じの曲でした。

次に2番、これ個人的に今年の曲で一番好きです。課題曲としてしか出版されないのがもったいないくらい。この時代にこんな良曲が課題曲として出てくるのかーって思いました。(決して近年の課題曲をdisってるわけじゃないですよ汗)でもコンクールでこれをやるにはめちゃめちゃ考えないと雰囲気だけの演奏になりそうで難易度はかなり高そうです。この曲の名演が聞けることを期待ですね。

次、3番は宮川彬良さんの曲です。宮川さんといえば完全にゆうがたクインテットのアキラさんのイメージです。はにほへといろは…(同じ世代の方います?笑)題名もなんか気になるしどんな曲を書いてくるのかなって思ってたらとんでもない曲でした笑。これも課題曲としてしか出版されないのもったいないですよ。今年の曲は質が高いですねー。時間をかけてじっくり詰めていったら面白そうです。5/8振るの楽しい!!吹く側は大変そうですが笑。テンポも解釈も完全に演奏者に委ねられているので大会でいろいろな「僕らのインベンション」が聞けそうで楽しみな曲でもあります。

4番は昨年の「春」のようなヨーロッパ風のゆっくりなマーチで、取り組みやすく初回だったのにだいぶまとまっていました。私実はユーフォ奏者になる前はチューバを吹いていたのですが、そのせいもあってかベースの動きがほんとに楽しそうでいいなー!!ってなってました。あと、途中裏拍でシンバルが入るとこがあるのですが、通した時すんごくきれいに決まってえげつないほど気持ち良かったです。題名の通りなんだか元気がもらえそうな雰囲気でした。振るのも楽しいです。

最後に5番、私は今まで課題曲Vというものに縁がなかった人間だったのですが、実際に振ってみて5番を演奏している団体、指揮者の凄さを存分に感じました。振ってて頭がパンクしそうでした。てかなんならしていた。やはり自分はまだまだ知識も実力もないただの一般大学生なんだと感じ、今後もっと成長しないとなと思いました。それはそうとして、この曲はモチーフがしっかりあるので例年に比べて少しわかりやすい気がしました。特殊奏法もてんこもりでいいですね。トランペットに「ため息」という指示があるのですが、今回は迷子になってしまったようで聴くことはできませんでした。あと最後のホイッスルも用意してなかったので聴けませんでした。残念。

ざっとこんな感じですね。どの曲をやることになるのか、乞うご期待。

最後にちょっとしたお知らせとなるのですが、新型コロナウイルスの影響でしばらくの間合奏ができない状態になってしまいました。見学を希望していた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。これを書いている人も私生活で色々被害を受けており、実家が横浜なため帰省をやむを得ずキャンセルしたり、バイトのシフトがどんどん消えて行ったり、また花粉症対策のマスクやティッシュが手に入らなくなったりと辛い日々を過ごしています。なるべく早く収束することを祈るしかありませんね。新歓活動についても現状どうなってしまうかわからないので、ホームページや公式Twitterのチェックをよろしくお願いします。